日本陸軍「97式観測挺進車」
97式観測挺進車は、砲兵隊の射弾観測用に94式軽装甲車を改造して作られた。
97式という制式名称があるため、少数ながら生産(改造)されたようである。
94式軽装甲車自体が小型のため、人員・諸機材を全て積載できない。
そため94式3/4t装軌式トレーラーをけん引するか人員は別の車で移動していたようである。
97式観測挺進車は、師団砲兵隊までには配分されず、軍直轄の砲兵隊に配分されていたと推測する。
後継車として
97式軽装甲車を改造して作られた100式や1式挺進観測車へ
と繋がっていく。
試製段階の説明図
実用段階の説明図
上の画像だけで97式観測挺進車を作ろうというのは、いささか無茶な話ではあるが、いつもながら無茶を承知で作業を進める。
今後、調査を必要とする。
2008年7月6日
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